ドメイン名ってどうやって決めて良いのか、どんな文字列にしたらいいのか迷いませんか?
本名にした方がいいのか、ブログ名にした方がいいのか、造語を作った方がいいのか・・・ 色々考えても「これだ!」と思う答えは出てこないかもしれません。
これまで200個以上のドメインを取ってきましたが、ドメイン名の決め方は、ブロガー、アフィリエイト、個人事業主、法人企業も基本は同じで、以下の4つです。
- ブログと同じドメイン名にする
- 自分の名前(HN)にする
- ブログやサイトの関連テーマを入れる
- オリジナルの造語を作る
極論をいえば「ドメイン名は、どんな名前を付けてもOK」なのですが、「このドメイン名は辞めた方がいい」とか「こういう風にドメイン名を決めた方がいい」というコツはあります。
200個以上のドメインを取ってきて、ドメイン名をミスり、一度も使わずに捨ててしまったドメインもあったりしますので^^;
そんな僕の経験も踏まえて、ドメイン名を決める4つの方法をお伝えします。
この記事を見るだけで、集客やブランディングに繋がるドメイン名が付けられるはずです。記事を見ながら一緒に進めていきましょう。
※初めにドメインがよく分からない方向けに、ドメインの説明をします。
すでに「ドメインは分かってるよ」という方は、ドメイン名の決め方4つの方法こちらをクリックして、さっそくドメイン名の決め方から読んでみて見て下さい。
目次
ドメインとはインターネット上の住所

ドメインとは、インターネットにおける住所のようなものです。
このブログなら「https://fulinkle.com/」の「fulinkle.com」の部分がドメインになります。
天下のGoogle様の場合は「https://www.google.com/」の「www」を抜かした「google.com」この部分がドメインです。
トップレベルドメインとは
トップレベルドメインは、「〇〇.com」「〇〇.net」「〇〇.biz」など、ドットの後に付いた文字列のことをいいます。
集客やブランディングとは関係ないので、覚えなくてもい良いです^^;
ただ、トップレベルドメインは種類が沢山あって、文字列によって一応、意味や特徴があります。
.com | 商用(commercial) |
.net | ネットワークサービス(network) |
.biz | ビジネス(business) |
.info | 情報(information) |
.org | 非営利団体(organization) |
文字列によって意味や特徴はありますが、必ずしも意味を合わせる必要はありません。
これから作るブログやHPが商用目的でなくても「.com」は使えます。非営利団体でなくても「.org」も使えます。
あくまでも「そういう意味がある」というだけです。
僕自身「.com」もあれば「.org」も取得していますし、「.biz」や「.net」も持っていますからね。
ただし個人が使えない「属性型JPドメイン」というものがあります。
.co.jp | 日本国内の会社(commercial/japan) |
.lg.jp | 地方自治体(local government) |
個人が取得できないのは「.〇〇.jp」というドメインで、警察とか学校関係者しか取れないドメインもあります。
以上がドメインの説明でした。
ドメインの種類は知らなくても問題ありません。知らなくてもブログやHPは作れますし、集客もできますからね。
知識はこれくらいにして、ブログやサイト用のドメイン名を決めていきましょう。
※まれに「「〇〇.com」や「〇〇.net」を使った方が、検索結果の一番上になりやすくなるからおすすめです」という人がいます。
ただ、「〇〇.com」や「〇〇.net」の違いで、検索結果の上位に出やすくなることはありません。
200個以上ドメインを取ってきましたが、そういった変化を感じたことは一度もないです。
ドメイン名の決め方4つの方法

ドメイン名の決め方4つの方法は、
- ブログと同じドメイン名にする
- 自分の名前(HN)にする
- ブログやサイトの関連テーマを入れる
- オリジナルの造語を作る
1つずつ詳しくお話ししますね。
1:ブログ名と同じドメイン名にする
これはそのままで、ブログやサイト名と同じドメイン名を付けます。
このブログの場合だと「フリンクル」というブログタイトルをそのまま「fulinkle.com」というドメイン名に使っています。
ブログと同じドメイン名にするメリットは、
- ブログとドメイン名を覚えてもらいやすい
- 名前が一致するので分かりやすい
逆にデメリットは、
- ブログタイトルを変えるとドメインに違和感が出る
- ブログタイトルを変えにくくなる
ブログ名と同じドメイン名にした場合は、メリットもデメリットもあります。
ドメインを200個以上取ってきた僕の経験だと、ブログとドメイン名をそろえるのが一番簡単でいいかなと思っています。
ブログが育ってくるとドメインを見ただけで「あのブログだ」と気づいてもらえます。読者が見た時に分かりやすくなるのでいいですね。
ブログとドメイン名をそろえてるサイトだと、
バズ部(bazubu.com)
ゴリミー(https://gori.me/)
ままはっく(http://mama-hack.com/)
こういったサイトがありますね。
2:自分の名前(法人は会社名)にする
これも名前の通りで、自分の名前やハンドルネーム(HN)をドメイン名に使います。
田中太郎なら「tanakatarou.com」とか、西野亮廣さんだったら「nishinoakihiro.com」にする。
HNやニックネームがザワチンなら「zawatin.com」をドメインに使うイメージです。
自分の名前を広めたりブランディングしていきたい場合は、積極的に自分の名前やHNをドメイン名に使うといいですね。
ブロガーやアフィリエイターが、自分の名前やハンドルネームをドメインにしているのをよく見かけます。
法人でドメインを取る場合なら、フォレスト出版なら「forestpub.co.jp」とか、ココナラなら「coconala.com」に。
僕も法人会社を1つ所有していますが、会社名と同じドメイン名にしています。
名前やHNをドメインに使うメリットは
- ドメインを覚えてもらいやすい
デメリットは、とくにありません。
ブログとドメイン名を同じにしてる方は、
神田昌典さん(https://www.kandamasanori.com/)
佐藤伝さん(https://satohden.com/)
マナブさん(https://manablog.org/)
3:ブログやサイトの関連テーマを入れる
これも名前の通りで、ブログやサイトの、テーマや内容に関連したキーワードをドメイン名に入れて決めます。
ダイエット系のブログなら「diet」のキーワードをドメインに入れて「diet-labo.com」とか。
本に関するブログなら「book」のキーワードを入れて、「book-review-blog.com」と付ける方法です。
サイトアフィリエイターが良く使っているドメインの決め方ですね。
ブログやサイトの関連キーワードを入れるメリットは
- ドメインを見ただけで内容を想像できる
デメリットは、
- ブログのジャンルを変えるとドメイン名に違和感がある
こちらも実例を紹介しておきます。
ダイエットカフェ(https://www.diet-cafe.jp)
WEB担当者Forum(https://webtan.impress.co.jp)
ダイエットカフェとか、一目見て「ダイエットのことが書かれてそう」と思いますよね。
4:オリジナルの造語を作る
これも名前の通りで、あなただけのオリジナルの言葉を作ってドメイン名にする決め方です。
ブログ名をそのままドメイン名にするのと似てますが、このブログの「フリンクル」も造語で、フリーダム、リンク、クルーを組み合わせて作っています。
ミスチルなら「misutiru.com」とか、テニプリなら「tenipuri.com」とかも、言葉を短縮した造語です。
造語を作ってドメイン名にするメリットは
- 短いと覚えてもらいやすい
- ドメインを取得されてない可能性が高い
デメリットは、特にありません。
こちらも実例を紹介しておきます。
オモコロ(https://omocoro.jp/)
ライゾマティクス(https://rhizomatiks.com/)
以上が、ドメイン名を決める4つの方法でした。
改めてお話しすると、
- ブログと同じドメイン名にする
- 自分の名前(HN)にする
- ブログやサイトの関連テーマを入れる
- オリジナルの造語を作る
実際に手を動かして、あなたの思うドメイン名を書き出してみて下さい。
ドメイン名を決める時 3つの注意点

これまで200個以上ドメインを取得してきましたが、ドメイン名を決める時の注意点が3つあります。
それが、以下の3つです。
- ドメイン名は長すぎないものにする
- ハイフン( – )を使う
- 日本語ドメインを避ける
1つずつお話しします。
1:ドメイン名は長すぎないものにする
ドメイン名は長くなり過ぎないように注意しましょう。
ドメインが長いと覚えにくいし、分かりにくいし、入力しにくくなります。
ドメインを直接入力する人は稀かもしれませんが、それでも長くならないように気を付けた方がいいですね。
「何文字以内がいい」という具体的な数字はありませんが、短い方がいいです。パッと見てすぐに分かりますので。
例えば、ブログの作り方を伝えるサイトを作るとして、
- make-a-blog.com
- easy-to-understand-how-to-attract-customers.com
二つ目は「なが!!」と思いますよね。
ドメイン名は長くなり過ぎないように注意しましょう。
2:ハイフン( – )を使う
ドメイン名に区切りをつけるときは、アンダーバー(_)ではなく、ハイフンハイフン( – )を使いましょう。
ドメインの区切りにハイフンを使うことをGoogleが推奨しているからです。
URL では区切り記号を使うと効果的です。http://www.example.com/green-dress.html という URL の方が、http://www.example.com/greendress.html という URL よりずっとわかりやすくなります。URL にはアンダースコア(_)ではなくハイフン(-)を使用することをおすすめします。
引用:Google
ブログの作り方を教えるサイトなら
- how_to_make_blog ×
- how-to-make-blog 〇
という感じです。
3:日本語ドメインを避ける
ドメイン名は日本語を避けて、ローマ字のドメインを取りましょう。
日本語でドメインは文字化けするので、SNSでシェアされにくくなってしまいます。
例えば、集客のブログを始めようと思って「集客.com」をとりました。
ドメイン名は「集客.com」ですが、SNSでシェアされる時は「xn--ubt398k.com」に変換されます(日本語ドメインが英数字に変換されるのは、ドメインが元々海外から入ってきたものだからです。)
「xn--ubt398k.com」この文字列って、なんか怪しく感じますよね。ですから、個人事業主や企業は日本語ドメインを避けた方がいいです。
以上が、ドメイン名を決める時の3つの注意点でした。
ドメインは「.com」がおすすめ

特にこだわりがなければ、ドメインの後につく文字列(トップレベルドメイン)は「.com」がおすすめです。
トップレベルドメインは「.com」以外にも「.net」「.info」「.org」「.biz」など色々ありますが、「.com」の利用者が最も多いのです。
ホリエモンドットコム(http://horiemon.com/)
神田正則さん(https://www.kandamasanori.com/)
僕が取得してきたドメインも「.com」が最も多くて、全体の8割くらいは「.com」でドメインを取得しています。
なので、特別な理由やこだわりがなければ、「.com」がおすすめですよ。
ドメインを取得するならここがおすすめ

ドメインを取得できるサービスはいくらでもありますが、その中でも
- ムームードメイン
- バリュードメイン
この二つは、利用者が多くて安心感があります。しかも、キャンペーンでドメインが安くなっていることもあります。
某ドメイン取得会社は、毎日のように宣伝メールを送ってきますが、ムームードメインとバリュードメインは、ウザいメールも送られてきません。
なので、これからドメインを取得する時は、ムームードメインかバリュードメインがおすすめです。
ムームードメイン
僕が今メインで使っているドメイン業者です。時期によりますが、キャンペーンで安くなることも度々あります。
バリュードメイン
管理画面がシンプルで使いやすいので、今でもサブで使っているドメイン業者です。
ドメインがすでに取得されていた時の対処方法

ドメイン名は早い者勝ちなので、取得しようと思ったドメインが取れないことも度々あります。
その時は、以下の3つを試してみて下さい。
- 数字を足してみる
- 文字を1つ足してみる
- トップレベルドメインを変える
このブログの場合だったら「fulinkle01.com」とか「fulinkles.com」にしてみるとかですね。
「fulinkle.com」は取れなくても「fulinkle.net」なら取れる可能性もあります。
ドメインが取れなかった場合は、工夫してみて下さい。
ドメインを取得してWordpressを始めよう
さっそくドメイン名を決めて、新しくドメインを取得してみてください。
ドメイン名を決めたら、ブログやHPをはじめるまであと少しですからね。^^
ドメイン名を決めたあとの流れは、
- ドメインサービス会社でドメインを取得
- レンタルサーバーを契約する
- WordPressをインストールして運用開始
ブログやHPを始めるための手順は、下の記事に書いているのでご覧になってみて下さい。
ドメインを取得する場合
サーバーを契約してブログを始める場合
というわけで今回は以上になります。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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